子の心親知らず

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暦は秋。天気は毎日くるくると変わり、服装や過ごし方も右往左往させられて、気ぜわしい日々です。
保育園はいよいよ運動会が近づき、練習にも熱が入るようになってきました。最も大切にしたいのは子ども達が心から「楽しい」と感じることですので、大人の願望を押し付けることが無いよう、気をつけながら練習をしていただいております。

「親の心子知らず」ということわざは有名ですが、その逆の「子の心親知らず」ということわざもあることをご存知でしょうか。恥ずかしながら私は、ふと思いついてネットで検索して発見するまで、知りませんでした。

「子の心親知らず」の意味は「子供は親が思っているよりも、日々成長しており、子供は子供なりに様々なことを考えている。それでも親はいつまでも子供扱いをしたり、子供の成長を理解していない場合などに用いる。」だそうです。

園児の皆さんを観察していると毎日が成長の連続である、と気付かされます。ところが、我が子にはついつい、子どものことは誰よりも親である自分が理解している、と考えてしまい、せっかくの気付きを台無しにしていたりします。

「子の心親知らず」という言葉を繰り返し思い出しながら、あえてそのように「観る」習慣を身に着けなければいけないと、襟を正したいと思います。