園長のはなし | 今井保育園 | 社会福祉法人光道会。東京都青梅市今井の認可保育園。

園長のはなし

セーフティゾーン

8月が過ぎ、夏休みが終わった子ども達が悲喜こもごもの様子で登校・登園し始めています。
生活の変化だけでなく季節の変わり目とも重なり、不安定になる子どもが多く見られる時期です。
保育園の園児なら登園時にぐずって大泣きするなどわかりやすいのですが、小学生あたりから、大人には直接伝えず、不安定を自分の中だけに抱え込んでしまうこともあります。
最近では夏休み終了直前になると、そうした不安を抱えた子ども達に向かってのメッセージが出されるようになりました。

こういった状態になった子ども達に対して重要な役割を果たすのが「セーフティゾーン」です。 安心して過ごせる場所、傷つけられたりしない場所、と言った意味です。
一歩外に出れば、子ども達も様々なことに遭遇します。そこでは挑戦したり、我慢したりすることも少なくありません。その中で不安な気持ちになることは、まだ未成熟な子どもたちにとっては当然なことと言えます。
不安定な状態にある子どもに対して有効なのは叱咤激励ではなく、安心です。セーフティゾーンにいる間は誰からも傷つけられず安心していられるので、外に出ても「そこ」にさえ戻れば大丈夫だ、と信じられる気持ちが、子どもの心を安定させる力になります。

保育園は常にセーフティゾーンとなるべく環境を整備しています。
ぐずっている子どもは困らせたくてしているのではなく、困っている自分を知らせたくてぐずっています。こういった時こそ、大人がその子にとってのセーフティゾーンになれるよう、心がけたいと考えています。

[公開日時]2019/09/02 16:03 [カテゴリー]

子供は静かに溺れる

やっと梅雨が明けました。
と思ったら昨年と同じような猛暑です。昔ならば暑さしのぎにと水遊びの絶好の機会なのですが、ここまでの暑さとなると日中屋外にいるだけで熱中症となるおそれがあるため、子どもたちには屋内で過ごしてもらっています。

小学校就学前の子供は成長しているように見えて、まだまだか弱い存在です。
保育園などのプール事故を検証すると「子供は静かに溺れる」というキーワードが出てきます。
溺れているなら大声や騒ぎ声がするはずだ、と大人の時と同じように考えがちですが、子供の水難事故では大声・騒ぎ声はなく、静かに沈んでいった、という証言が多数を占めています。あまりに静かで、最初はふざけているのかと思ったが様子がおかしい、ということで救出された子供の事例などは、戦慄する思いでうかがいました。

諸説ありますが、高温や直射日光などで脳が一時的に機能を失って気絶状態になってしまい、そのまま静かに溺れてしまうのではないか、とも言われています。
今井保育園では外遊びをさせるに当たって、大人の感覚だけに頼るのではなく、熱中症指数計を利用して天候の判断をしています。大人なら耐えられるであろう温度でも、湿度によっては子供に悪影響が出る場合がありますので、客観的な指標として、この指数計は欠かせないものになっています。

安全をしっかりと守って、楽しい夏になりますよう、気をつけてまいります。

[公開日時]2019/08/01 16:00 [カテゴリー]

1Fの床と鉄骨建方

7月6日(土)から鉄骨の柱が立ち始めました。

1Fの床が完成。
7月6日から鉄骨が立ち始めました。
[公開日時]2019/07/09 21:24 [カテゴリー]

思い込み

園舎の建て替え工事がひとつの区切りを迎えています。基礎工事が終わり、7月からは柱を立て始め、8月には上棟を完了し、いよいよ新園舎の姿が形作られていくことになります。
まだまだしばらくはお騒がせしますが、立ち上がっていく園舎を楽しみにしていただければと思います。

昨年と比べれば多少雨が降っているとは言え、梅雨らしくない天候が続いています。
仏教の行事としては5月の花まつり(お釈迦様のお誕生日)、6月の青葉まつり(真言宗の宗祖(しゅうそ)弘法大師 空海様のお誕生日)とお祝いが続いていて、7月には東京はお盆となります。

7月なのにお盆? と感じられる方が多いかもしれません。一般的にお盆休みは8月ですし、なんで東京だけ? と疑問を持たれるでしょう。
もともとお盆は7月の行事でしたが、明治時代に入りカレンダーが現在のものに改められた際に約1ヶ月ほど日付が先に送られることになり、「7月のままにする(東京)」と「時期を合わせて8月にする(それ以外)」と2通りの選択が行われた結果が、現在の形になったようです。
7月の予定を聞かれ、いやあ7月はお盆で忙しくて、などと申しますと、なにいってんだろう? という顔をされることも多く、あまり認知はされていないようです。

お盆=8月のみという思い込みはそれほど実害がありませんが、他のことでは実害が出ることがあります。
身近なところで言えば、子供のことです。
3歳神話や、子供には判断する力がそれほどない、という思い込みは、子供の自由意志を邪魔して、判断する力や考える力を奪います。これは長い目で見るまでもなく、0〜2才の時に大人が行動を制限した場合、3才以降の積極性が著しく低くなることが知られています。勘違いによる害の大きさを感じさせる話です。

「三つ子の魂百まで」という慣用句は「幼い頃の性格は年をとっても変わらない」という意味であって、小さいうちはじっくり大人が観察しましょう、というくらいのことであったのが、いつの間にか「3歳までにいろいろ体験させなくてはならない」という意味としてとらえる方が出てきてしまいました。
この3歳神話はモーツァルトが3歳で楽器を演奏したというエピソードや、親であれば誰でも持つ「立てば歩け、歩けば走れ」という子の成長をあせり、心配する親心など、いくつもの要素が重なり合ってできあがったと考えられます。

子供の成長を心配しない親はいないと思いますが、自分の焦りを子供に解消させるようなことにはならないよう、自戒したいものです。

[公開日時]2019/06/28 16:00 [カテゴリー]

花まつり

令和となって1ヶ月、長かった(もう少し長くても良かった?)ゴールデンウィークも少々遠い昔のことのように感じております。
昭和から平成の改元の際は、昭和天皇崩御(ほうぎょ)にともなうものでしたので、世の中は自粛ムード一色でした。今回は上皇陛下の大御心(おおみこころ)により、誠にめでたい雰囲気の中での新天皇陛下御即位であったことは、国民の一人として幸せなことでありました。

さて、今井保育園ではゴールデンウィーク明けに「花まつり」を行ないました。
ご存知の通り、お釈迦様のお生まれになった日をお祝いするお祭りで、「降誕会(ごうたんえ)」また産湯に見立てた甘茶を誕生仏にそそぐところから「灌仏会(かんぶつえ)」と呼んだりもします。
子ども達にはお釈迦様のお誕生からお亡くなりになるまでのお話をさせていただき、人のためを想い、一生を送られたお姿の一端でも伝わればありがたいことと考えております。

お釈迦様のお生まれになったのは現在のネパールにあるルンビニーという場所です。
お母様である摩耶夫人(まやぶにん)が、このルンビニーの花園で休憩している際に産気づき、右脇の下からお釈迦様が姿を現した、と伝えられています。
この時の姿を模した「摩耶夫人および天人像」は様々な寺院でまつられています。その中でも有名なものに、法隆寺に伝わり、明治時代に皇室へ献上され、その後国有となった「法隆寺献納宝物」の中の一つがあります。
こちらは上野の東京国立博物館の「法隆寺宝物館」内に安置され、休館日以外はいつでも拝観できます。

■「摩耶夫人及び天人像(まやぶにんおよびてんにんぞう)」法隆寺宝物館収蔵http://bit.ly/mayabunin

この像をテーマにした作品でユニークなものがあります。NHK Eテレ「びじゅチューン!」で制作された「ツイスト出産」という映像作品です。

■ツイスト出産『びじゅチューン!』YouTube
http://bit.ly/shussan

難しく堅苦しく感じることも多い美術品というものも、こうして見ていると楽しく愛らしく思えてきて親近感を覚えます。
お子様と一緒に、お時間のある時にご覧いただければ幸いです。

[公開日時]2019/05/31 16:00 [カテゴリー]

当園の保育について紹介していただきました

チームビルディングス(株)様のWebメディア「One Nursery」内で当園の保育について紹介していただきました。

[公開日時]2019/05/10 10:29 [カテゴリー]

奉祝 令和元年

新天皇陛下が御即位され、令和元年が始まりました。
新時代が子ども達にとって、挑戦の機会ににあふれた豊かなものとなりますよう、ご祈念いたします。

[公開日時]2019/05/01 08:35 [カテゴリー]

土台作り

新年度が始まり、1ヶ月が経ちます。
新園舎は現在、基礎工事を行なっています。狭い場所でも巧みに作業を進める岩浪建設の皆さまの様子を、子ども達も興味深げに見ています。

基礎工事は細かな作業が多いようで、なかなか進んでいるように見えません。ところが、これが終わると次々と柱が立てられ、あっという間に上棟されるとのことです。
まだまだ先と思っていても、12月の新園舎完成まではすぐに時間が経ってしまうのでしょう。少しずつでも準備を進めていかなければと考えています。

今年度から保育のあり方を変更し、誕生年度別に分ける方法から、発達段階に応じて子ども自身がいる場所、行なうことを決められる方法となりました。
おかげさまで、子ども達の落ち着くまでにかかる時間は昨年度までより短期間となったようです。

子ども一人ひとりが居場所や、行うこと(または何も行なわないこと)、誰と一緒にいるかを決められることで、自律的に安定しやすい環境になっていきました。
人間という生き物は年齢によらず、自分のことを自分で決めたいと考えています。また単一年齢の子どもだけで生活するよりも上下の年齢の子達と一緒にいることで発達がうながされるとも言われていることから、今井保育園が子ども達にとって過ごしやすい場所に近づきつつあると実感します。

新園舎と同様に、子どもにとってより良い新しい保育を土台作りから始めている、と考えています。
さまざま試行錯誤でご迷惑をおかけしていますが、確実に良い環境となっておりますので、お子様の成長を通じて感じ取っていただければ幸いです。

[公開日時]2019/04/26 16:00 [カテゴリー]

足場が組まれました

歩道橋のような足場が組まれました。

[公開日時]2019/04/19 21:03 [カテゴリー]

想像していたよりも深いです

基礎工事が始まり、地面を深く掘り始めました。浅いところでも2メートル位、深いところだと3メートルほどでしょうか。
思っていたよりも深くてびっくりしています。

[公開日時]2019/04/04 13:17 [カテゴリー]

お知らせ

【固定】
保育士(正職員と臨時職員)と学生アルバイトを募集しています。
【固定】2019/2/4
今井保育園 園舎改築工事 入札結果のお知らせ(PDF / 88KB)
【固定】2019/1/4
今井保育園 園舎改築のお知らせ(PDF / 439KB)
2019/1/12
今井保育園の保育が書籍で紹介されました
2018/10/19
「平成29年度 施設型給付費」について(PDF / 438KB)
2018/7/26
看護師(正職員)を募集しています。(終了しました。多数のご応募ありがとうございました。)
2017/10/18
「平成28年度 施設型給付費」について(PDF / 398KB)
2017/9/30
今井保育園および社会福祉法人光道会のWebサイト(kodokai.jp)がSSL通信に対応いたしました。
2017/9/9
就業規則に「同性パートナーシップを婚姻相当とみなす」規程を制定しました
2017/1/10
入園希望者保育見学会 予約ページを開設しました
2016/12/6
和楽倶楽部様主催・当園園長講演「保育のこころもち〜今井保育園の保育を通じて〜」開催のお知らせ
2016/10/25
子育てひろば講演「保育のこころもち〜今井保育園の保育を通じて〜」(今井保育園 入園希望者向け説明会)開催のお知らせ
2016/6/23
日経新聞に「PRIDE指標(LGBT就業規則評価指標)」の記事が紹介されました
2016/6/1
平成27年度 東京都保育士等キャリアアップ補助金等に係る財務情報等の公表(PDF / 508KB)
2016/2/19
求人情報ページに「就業規則」等を掲載しました! ご応募の参考にしてください。
2016/2/19
情報開示ページに「今井保育園の保育園運営規程」等を掲載しました。
2015/6/3
就業規則にLGBTへの差別禁止条項を記載しました
2015/3/20
『福島県の子ども達支援プロジェクト』(一般社団法人 東京都民間保育園協会 青年委員会)にご協力いただきありがとうございます。
2015/2/16
平成26年度 保護者向け保育園サービス利用者調査の結果を開示しました。
2014/2/5
東京都による給食食材の放射性物質検査を実施しました(4回目)

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