園長のはなし | 今井保育園 | 社会福祉法人光道会。東京都青梅市今井の認可保育園。

園長のはなし

大きな変化がやってくる

緊急事態宣言が出されてから、1ヶ月が経とうとしています。園の様子も過去とはまったく違う姿となり、たくさんの子供たちの元気な様子が毎日見られたはずだった園内は、ひっそりとしています。

はからずも、我々はこの社会が大きく変化する場に居合わせているようです。ここまでの大きく急激な変化は第二次世界大戦以来だと思います。
同じく、今までの歴史上にもそういったタイミングは何回も存在していたのですが、どこかで「まさか自分が生きている間にこんなことがおこるわけがない」と考えていました。それはおそらく、過去にあった変化のタイミングに生きていた人々も同じだったでしょう。

私たちの社会はそういった歴史的事件を乗り越えて、今のような形となりました。
新型コロナウイルス感染症という脅威も、いずれ日常の一部となり、変化した社会の中で私たちは生きていくことになります。

ではどのような社会になるのか、正確に言い当てることは困難ですが、今まで当たり前と考えていたことのいくつかは意味を変えてしまったのではないかと感じることがあります。
保育園での例を一つあげると、たくさんの人が集まる行事(入園式・卒園式、運動会など)を昨年までと同様に行なうことは、「新型コロナウイルス後の新しい常識」では難しいことと判断されるでしょう。

寂しいと思われる方もいらっしゃると考えますが、子供たちの未来はこういった変化が数多く積み重なって起きた先にあります。今井保育園が掲げる「子供の育つ力を守る」保育は、自ら考え、答えを作り出せる子供の力を信じることと同じ意味を持っています。

今こそ我々大人が「自ら考え、答えを作り出せる」ことを子供たちに見せて、お手本を示す時と考えます。そうすることで、さらに強く子供達の力を信じ、変化をより良いものにできるのではないでしょうか。

[公開日時]2020/05/01 16:00 [カテゴリー]

一年の成長

この度はご入園・ご進級、誠におめでとうございます。
人の成長は日々刻々と続いており、その節目を今日という日において見ると、この一年の成長には驚かされます。

1年前、寝返りできなかった子が、今は歩いています。
1年前、喃語(あー、うー、といった言葉)しか話せなかった子が、今は「おやつちょうだい」とお話ししています。
1年前、両手でボールを投げていた子が、今は片手で遠くまでボールを投げています。

1年前を思い出せば、今日の姿は驚異的な成長に見えます。いま困っていること、悩んでいることも、1年後にはほとんど解決しています。
ですから、今ここで起きていることに注目してもらえたらと思うのです。
子供は一所懸命に、良いことと考えたことを行ないます。大人の目から見たときに「こんないたずらして!」と言いたくなるようなことも、子供が考えた良いことのはずです。

そこに子供の成長があります。ぜひ大人が困る結果であっても、子供の一所懸命を善く観る(善いものとして観察する)ようにお願いいたします。

いま世界を危機に落とし入れている新型コロナウイルス(COVID-19)感染症ですが、1年後はまったく違う状況になっていると思います。そしてそれは必ず良い世界だと確信しています。
一緒に乗り越えていきましょう。

[公開日時]2020/04/01 16:00 [カテゴリー]

風邪は万病のもと

新型コロナウイルス(COVID-19)の対応について、当園からも毎日のようにお知らせを伝えており、大変ご迷惑をおかけしております。
また子供を持つ職員にも関わることですので、各ご家庭においての保育にご理解をお願いするなどご協力をいただき、感謝いたします。

突如発生した未知のウイルスということで、困惑と不安が世の中を覆っておりますが、元はと言えば風邪の原因となるコロナウイルスの一種です。対策の基本はいつもの風邪予防対策と同じく、帰宅したら手洗い・うがい、夜はなるべく早く寝て、食事はしっかり取って風邪をひいても重症化しないような体力をつけておく、という基本をおさえれば良いとされています。

新しいウイルスなので私たちの体には抗体が備わっていないため、体内に侵入すれば感染することはほぼ間違いありません。しかし発症したとしても抗体ができてしまえば、風邪症状が改善されていきます。そのようにして、我々人類は長い歴史の中で様々な未知のウイルスに対応してきました。
そう考えると無闇やたらに怖がらず、きちんと対策を取り、気をつけていけば良いではないか、と少々明るく考えることもできます。

ほとんどの方は抗体を持たないので感染すればほぼ発症してしまうため、一度に大量の発症者が出てしまうと、医療機関の対応能力を超えてしまいます。そうなると必要とする人まで医療が届かなくなる可能性が出てきます。
今回政府から出ているイベント中止や外出を控えるお願い、学校の休校要請などは、発症者が大量に出てしまうような極端なピークを作らず、なだらかに推移させる事が目的でしょう。

死亡者が出ている事で恐ろしさが増幅されていますが、新型コロナウイルスに限らず、毎年季節性の風邪やインフルエンザをきっかけにして肺炎等で亡くなる方は少なくありません。
風邪は万病のもと、と申します。これをきっかけにできる限りの予防対策は常の事として意識して参りましょう。

[公開日時]2020/03/02 16:00 [カテゴリー]

新型コロナウイルスの対応による卒園式の変更について

日頃より保育園運営に御理解、御協力をいただき、誠にありがとうございます。

新型コロナウイルスの感染を予防し、園児とご家族の健康を守るため、3月14日(土)に予定されている卒園式について、以下の通り変更いたします。

・卒園児とその保護者1名のみと職員の出席で実施します。席はなるべく余裕をもって配置し、換気には十分に配慮します。
・挨拶の短縮など式全体を簡略化し、なるべく短時間に終了します。
・来賓のご出席はありません。
・謝恩会は開催しません。

このような状況下であっても、子供達にとって記念すべき日であることには変わりません。いまできることを検討し、まごころを込めて卒園式を行いたいと考えております。

また当日ご参加されなくても、後日保育時間中に保育証書の授与を執り行う予定ですので、ご心配の場合はご欠席いただいてもよろしいかと思います。

ご出席の有無ついては3/10(火)までに、コドモンからご連絡ください。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

[公開日時]2020/02/29 19:34 [カテゴリー]

棚卸し

おかげさまで1月14日引っ越しを終え、無事に新園舎での保育をスタートすることができました。
年明け早々にご協力をいただきありがとうございました。職員一同、感謝申し上げます。

新しい環境に移ったことで子供達に混乱があるのではないかと心配しておりましたが、まったくの杞憂でした。
広くなった保育室で、以前は面積の都合で用意できなかったおもちゃが置かれているのを見つけたときの子どもの表情は、喜びで爆発したように見えました。
ほんの数時間で新しい環境に慣れた様子で過ごす様子に、ほっとひと安心です。

一方で大人は新しい環境に馴染むには時間がかかります。
以前は何がどこにあるということが意識もせずに理解していましたが、新園舎では「あれ?どこだっけ?」と探し回っています。
私などは床面積がほぼ倍になった園舎内を移動するだけで筋肉痛になりそうでした。

しかしなにより驚いたのは引っ越しの際に出た「ゴミ」の量でした。いままでも整理整頓してきたはずですが、いざ全てを出してみると「なんでこれを大事に取っておいたんだろう?」というものが出てきます。
倉庫の奥から使っていない棚が出てきて、今まで荷物で一杯で入れられないといっていた場所が無駄になっていた、ということもありました。

毎日のことでは気づかなかった「澱(おり)」の積み重なりが自分たちを圧迫していたと気付かされます。
たまには持っているもの全部を棚卸ししてみると思いもかけない発見とともに、自分たちの思い込みも知ることができると学びのある時間でした。

週明けは2月3日の節分です。これを過ぎますと4日立春を迎え、いよいよ春となります。すっきりとした気持ちで新しい季節を迎えられることに感謝したいと思います。

[公開日時]2020/02/03 16:00 [カテゴリー]

さようなら今井保育園、よろしく今井保育園

今井保育園の新旧園舎が並んで見られたのは、1月18日まででした。

旧園舎に今までのお礼を言い、新しく命が吹き込まれたような新園舎にこれからよろしくと挨拶をして、14日(火)より新環境での保育をスタートしています。

最初の数時間は物珍しさに興奮していた子供達もすぐに新しい環境に馴染んで、それぞれの面白さと発見を楽しんでいます。

[公開日時]2020/01/19 09:25 [カテゴリー]

年頭の目標

あけましておめでとうございます。令和最初のお正月はおだやかな天候に恵まれ、清々しく始まりました。

令和元年度も残すところ3ヶ月です。
3ヶ月後にはゆり組園児は小学校に進学し、4歳児以下の子ども達もそれぞれ進級します。
子ども達は年度の変わり目で突如として変身し成長する、ということはなく、一日一日、一瞬一瞬の積み重ねがあり、ある日ある瞬間に「しきい値」を越え、「ことば」や「行動」として周囲にわかる形として現れます。
いつ超えるかは一人ひとりの成長によるものですので、大人には「待つ」というたった一つのことが求められます。

今年はねずみ年、干支でいうと「庚子(かのえね)」です。新たな芽吹き、繁栄の始まりの年とされています。
年頭の目標として、「子どもの行なうことを待ち続けることを徹底する」というものも、加えてみても良いかと思います。

[公開日時]2020/01/01 16:00 [カテゴリー]

あたらしい時代

新しい時代が始まった令和元年も残すところ1ヶ月となりました。
新しい園舎の完成予定日も今月末となり、工事現場では夜遅くまで職人の皆様ががんばってくださっています。

今井保育園は今まで3つの園舎を使用してきました。
初代は薬王寺本堂で15年間、2代目は木造の園舎で11年間、3代目となる現在の鉄筋コンクリート造の園舎は昭和51年から増築・改修を繰り返して44年間、それぞれ保育を行なってまいりました。

3代目園舎はとても長く使っているので、今井保育園といえば現在の園舎という印象が大きいのではないでしょうか。
これだけの長い期間使っていると愛着も湧きますし、私自身もこの園の卒園児ですので、色々な思い出が詰まっている場所です。きっと保護者・関係者の皆様の中には一抹の寂しさがあるのではないかと思います。

一方でこの40年間で保育の基礎となる「人とはなにか」という問いに対する理解は大きく進歩しました。医学・哲学だけではなく、認知・行動心理学といった比較的新しい学問により開かれた知識によって、保育も大きな変化があった年月でありました。

このような新たにもたらされた知識に対応するために、新しい園舎が誕生します。
子ども達が考える活動を自由に行ない、大人はその様子をじっくり観察・検討することができる場所。
「急がせる大人」が必要なく、子どもに「答え合わせ(大人が勝手に持っている期待に対応すること)」を行わせなくて良い場所。
そういった場所になるように、職員一同検討してまいりました。

年明け早々にはいよいよ新園舎への引っ越しを行ないます。
この場所で次の数十年の保育を行なう環境を、また少しずつ作り上げていきたいと考えています。
様々ご迷惑をおかけしますが、何卒、よろしくお願いいたします。

[公開日時]2019/12/01 16:00 [カテゴリー]

外囲いが取れました

真っ白な2Fと木目の1Fの壁がコントラストを生み出します。
見慣れていた柵も取られましたが、また新たに作り直されます。
南側から。
手前の大きな箱は冷暖房や温水の室外機です。
[公開日時]2019/11/06 16:39 [カテゴリー]

子どもの本来の姿を『見える化』する

先日の運動会は雨の中ご参加いただき、ありがとうございました。
園児たちは普段とは違う小学校の体育館に戸惑うこともなく、リラックスしてプログラムを楽しんでくれたようです。

また10月は台風19号により日本各地で大きな被害が起こり、9月の15号の被害とともに、災害の恐ろしさを改めて思い知らされました。
その際には、登園を予定されていた皆様にご迷惑をおかけしましたが、園からのお願いをお聞き届けいただいたおかげで、事故なく過ごすことができました。改めて感謝申し上げます。

10月というタイミングは保育園にとっては、今年度後半の最初の月、ということになります。今年は4月から保育方法を大きく変え、その最初の評価が問われるタイミングでもありました。

4月の時点ではまだ昨年度の姿であった子供達ですが、半年後の今と改めて観察すると大きな成長を遂げていることに気づきます。
例えば昨年ばら組(4才児)の時には友達の言うことをそのまま聞いていた子が、ゆり組(5才児)になった辺りから自分の望まないことについては反発するようになりました。
現在では反発するだけではなく、自分の意見を伝えたり、折り合いがつかなければ無理に近づかなくても良い、という更に高度なコミュニケーションを行なうようになっています。
すみれ組(3才児)・ばら組(4才児)の子供も、そのような年上の様子をよく観察していて、ケンカする時にも「ピーステーブルでお話しよう」と話し合いでの解決を探る姿が見られます。

一見、大人がきっかけを与えることで子供が変化した、と見えるかもしれません。
しかし私は、環境が子どもの本来の姿を「見える化」しただけではないか、と考えています。
元々子ども達には話し合いなどの建設的な解決方法を探る能力があった、しかし「急がせる大人」の存在で、限られた時間での解決を図らなければならず、もっとも簡単な暴力=手を出すケンカで解決するしかなかった、ということです。

時間を十分にとり、慌てなくても良い環境を作って、保育者が自分の都合で子供を操ることがないようにすることで、子供が持つ本来の姿が見えてきた、というのが本当なのではないでしょうか。

このような子供を一方的に劣ったものと見ず、「一人の人間」として見る取り組みは少しずつ全国の保育園・幼稚園・こども園で始まっています。
当園も、子ども達にとってより良い取り組みが全国に広がっていくよう、下半期もじっくりと子ども達と向き合いたいと思います。

[公開日時]2019/11/01 16:00 [カテゴリー]

お知らせ

【固定】
保育士(正職員と臨時職員)と学生アルバイトを募集しています。
【固定】2019/2/4
今井保育園 園舎改築工事 入札結果のお知らせ(PDF / 88KB)
【固定】2019/1/4
今井保育園 園舎改築のお知らせ(PDF / 439KB)
2019/1/12
今井保育園の保育が書籍で紹介されました
2018/10/19
「平成29年度 施設型給付費」について(PDF / 438KB)
2018/7/26
看護師(正職員)を募集しています。(終了しました。多数のご応募ありがとうございました。)
2017/10/18
「平成28年度 施設型給付費」について(PDF / 398KB)
2017/9/30
今井保育園および社会福祉法人光道会のWebサイト(kodokai.jp)がSSL通信に対応いたしました。
2017/9/9
就業規則に「同性パートナーシップを婚姻相当とみなす」規程を制定しました
2017/1/10
入園希望者保育見学会 予約ページを開設しました
2016/12/6
和楽倶楽部様主催・当園園長講演「保育のこころもち〜今井保育園の保育を通じて〜」開催のお知らせ
2016/10/25
子育てひろば講演「保育のこころもち〜今井保育園の保育を通じて〜」(今井保育園 入園希望者向け説明会)開催のお知らせ
2016/6/23
日経新聞に「PRIDE指標(LGBT就業規則評価指標)」の記事が紹介されました
2016/6/1
平成27年度 東京都保育士等キャリアアップ補助金等に係る財務情報等の公表(PDF / 508KB)
2016/2/19
求人情報ページに「就業規則」等を掲載しました! ご応募の参考にしてください。
2016/2/19
情報開示ページに「今井保育園の保育園運営規程」等を掲載しました。
2015/6/3
就業規則にLGBTへの差別禁止条項を記載しました
2015/3/20
『福島県の子ども達支援プロジェクト』(一般社団法人 東京都民間保育園協会 青年委員会)にご協力いただきありがとうございます。
2015/2/16
平成26年度 保護者向け保育園サービス利用者調査の結果を開示しました。
2014/2/5
東京都による給食食材の放射性物質検査を実施しました(4回目)

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